2012年05月07日

三木玲治と金立銚子塚古墳 - 史学家 -

三木玲治と金立銚子塚古墳 - 史学家 -

佐賀県立博物館から北に8キロほど進んだところに金立銚子塚古墳が立地しています。
古墳に近づき始めて、墳丘らしき高まりが遠巻きに見えるのですが、古墳へ近づくための道がさっぱりわかりません…。
かなりの時間を割いて周辺をうろうろしていたのですが、それでも判らず日没まで残すところ1時間弱しかなくこの後に予定している西隈古墳、船塚古墳は絶対に諦めたくなかったので焦りとともに苛立ちも募ってきます。
にっちもさっちもいかないので近くの交番に飛び込み「古墳の行き方教えてください」とお巡りさんに懇願しました。
お巡りさんは「あそこは道が細いから」と言いながら住宅地図を広げて丁寧に教えてくれました。
お巡りさんに教えてもらった通りに行ってみると「こりゃ、よそ者は見落とすわ」と思ってしまうような道に古墳への案内板が立っていました。小型でも乗用車はまず通れない道幅です。
軽自動車は通れるようなのですが、軽自動車でもお断りしたいぐらいの生活道路です。そんな細い道をてくてく歩いてようやく金立銚子塚古墳とご対面です。
金立銚子塚古墳は全長98メートルの前方後円墳です。
墳丘の周りには周濠を巡らせていて、現在その場所は畑になっています。おかげで古墳の輪郭を目視しやすくなっています。
絵にかいたような畿内系の前期前方後円墳にちょっと興奮してしまいました。埋葬施設は未調査のため不明ですが、私は「竪穴式石槨じゃないかな」と期待しています。
墳丘からは若干の円筒埴輪片とともに、底部に孔をあけた二重口縁壷の破片も見つかっています。
築造年代は4世紀後半と考えられています。あの時、お巡りさんに聞いていなかったらきっと遠巻きに墳丘を眺めただけで諦めていただろうなぁ。
本当に聞いて良かった。危うくこんなに良い古墳を見逃すところでした。お巡りさん、ありがとう!!

三木玲治と金立銚子塚古墳 三木玲治と古墳 三木玲治と墳丘 三木玲治と西隈古墳 三木玲治と船塚古墳 三木玲治と前方後円墳 三木玲治と古墳の輪郭 三木玲治と前期前方後円墳 三木玲治と竪穴式石槨 三木玲治と埋葬施設 三木玲治と円筒埴輪片 三木玲治と二重口縁壷 三木玲治と築造年代
posted by 三木玲治 at 00:00| 三木玲治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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